幾ら、最近料理系の記事が多いからといっても、今回は料理の話ではない。
2000年前半頃から、中国で交配されたオブツーサ系が大量に出回るようになってきた。今は、2010年代後半の狂乱のハオルチアブームの余波が日本に帰ってきて、小苗でも5000円くらいしていたような交配種が大量に出回っている。
『紫オブツーサ』で購入したものだが、良く見るとピリフェラの特徴が出ているのが分かる。恐らくは、ドドソン紫オブツーサにピリフェラを交配したものではないだろうか?また、私は持っていないが、『魔王』という大型系オブツーサも同じシリーズ?で出回っているが、これもピリフェラ系の何かだ。昔あった、OB-5とかその辺ではなかろうか。
『天津黒肌オブツーサ』。これもいうまでもなく中華系のオブツーサだが、いわゆる黒オブツーサとピリフェラ系の交配だと思われる。ただただ良く殖える、非常に作りやすい品種。
『チャイナトルンカータtype.B』。これも、見るからにピリフェラの血が入っている品種で、結構強い日照を好むようだ。ピリフェラ系のオブツーサに見られる性質で、どうしても色がくすんでしまうが、なるべく外の環境の方が締まった良い姿に育つ。